ルノーグループ(Renault Group)は4月22日、2022年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は55万1733台。前年同期比は17.1%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
全販売台数55万1733台の内訳は、乗用車が前年同期比12.9%減の47万7938台と、減少傾向にある。LCV(小型商用車)も36.5%減の7万3795台と、2年ぶりに前年実績を下回った。
またブランド別では、ルノーが前年同期比19.7%減の34万8732台と2年ぶりの前年割れ。ダチアは、前年同期比5.8%増の12万7915台と、2年連続でプラスを維持した。韓国のルノーコリア(旧ルノーサムスン)は、1.6%減の1万2032台と、2年連続で前年実績を下回った。2017年に傘下入りしたロシアのラーダは、33.1%減の6万0608台と減少傾向にある。
ルノーブランドの第1四半期の市場別実績では、日本が2180台を登録した。前年同期比は1.2%減と、2年ぶりに前年実績を下回った。
国別の販売台数ベスト5は、フランスが10万4145台で首位。以下、ロシアが7万5104台、イタリアが3万8918台、ドイツが3万7382台、トルコが2万9648台、ブラジルが2万6048台で続いている。
ルノーグループの2021年の世界新車販売台数は264万1557台。前年比は10.5%減と、3年連続で前年実績を下回った。