ハーレーダビッドソンのニューモデル『ナイトスター』が、東急プラザ渋谷(東京・渋谷)2階エントランスホールに出現! デビューを祝う期間限定展示が、4月15日(金)から3日間おこなわれた。
その初日、ハーレーダビッドソンジャパン(以下、HDJ)は東急プラザ渋谷17階CLUB LOUNGEにてプレスブリーフィングを開き、野田一夫代表取締役社長が新型車の販売が好調であることを報道陣に報告。1-3月の登録実績は昨年比66%増しで、バブル期に次ぐ史上2番目の高水準だったという。
水冷Vツイン搭載の新型の販売が好調

売れているのは、昨年投入した次世代モデルたち。同社初のアドベンチャーツーリング『パンアメリカ1250/S』や、伝統のスタイルと革新技術が融合した『スポーツスターS』のセールスが好調。両モデルとも新作の水冷60度Vツイン『レボリューションマックス1250/T』を心臓部とし、今回新発売の『ナイトスター』もまた同系の975ccエンジンを積む。
今後もまだ“隠し玉”があるとほのめかしつつも、「パンアメリカ1250/S」「スポーツスターS」そして「ナイトスター」の3機種が揃ったことで「新しい時代の幕開け」とした“第1章”がいったん終わる、と野田社長は壇上で述べた。

野田社長に続き登壇したのは、HDJフィールドセールスマネージャーの田中絵里さん。「ナイトスター」のターゲット層は「トレンドに敏感でありながら固定概念にとらわれない、個性を大事にする若い世代をイメージしている」とのこと。
年齢は25~44歳、男性75%、女性25%、ニューライダーそしてこれまでスポーツスターに乗ってきた人を想定している。
早くもカスタムが登場!

「ナイトスター」をベースにしたカスタムも展示され、注目を集めた。「ヒデモーターサイクル」(神奈川県川崎市)富樫秀哉氏によるものだ。デビューに際して、米国ハーレーダビッドソン本社では世界各国からよりすぐったカスタムビルダー6名に、「ナイトスター」をキャンバスとした自由な表現=カスタムをオファーした。
日本から選ばれたのが富樫氏。オリジナルデザインのカスタムバイクやパーツは、国内だけでなく海外からも高く評価される。「日本特有ともいえるストリートトラッカーとした」という同氏のカスタムは、6月下旬にロサンゼルスで開かされるカスタムショー「BORN FREE」にて正式に披露される予定だ。
インフルエンサーらも集った
夜には屋内CLUB LOUNGEおよび屋外SHIBUNIWAテラスにてローンチ・パーティも開かれ、ニューモデルの登場を盛大に祝った。売れ行き好調のハーレーダビッドソンの勢いを強く感じたのは、言うまでもないだろう。