JR九州は4月8日、クルーズトレイン『ななつ星in九州』をリニューアルすると発表した。
『ななつ星in九州』は、JRのクルーズトレインの草分けとして2013年10月に運行を開始して以来、9年近くが経過しているが、第21期の募集となる2022年10月~2023年3月出発分から、リニューアルされた車両とコースで刷新されることになった。
リニューアル車は、これまでダイニングカー「ジュピター」だった2号車が茶室付きのサロンに。「スイート客室」だった3号車は、九州各地の工芸品の鑑賞や、オリジナルグッズの購入ができるギャラリーショップが併設されたバーラウンジとなる。その分、客室数と定員は現行の最大14室30人から最大10室20人に減少する。
サロンに生まれ変わる2号車のインテリア。2号車のサロンに併設される茶室。「九州各地の銘茶を中心に揃えながら、クルーや特別にご乗車いただく茶師からお点前を差し上げます」としている。コースについては、3泊4日コースでは雲仙コースと霧島コース、1泊2日コースでは九州周遊コースが用意される。
2022年10月~2023年3月に実施される1泊2日九州周遊コースの概要。発売額は65~90万円。リニューアル運行となる第21期分の申込みは、4月15日10時から5月13日23時59分までJR九州の『ななつ星in九州』専用ウェブサイトで受け付ける。郵送による申込みは5月13日まで(消印有効)。