コンチネンタル、フラッグシップスポーツタイヤ「スポーツコンタクト7」発売へ

コンチネンタル スポーツコンタクト7
  • コンチネンタル スポーツコンタクト7
  • アダプティブ・パターン
  • テーラーメイド・コンストラクション
  • ブラック・チリ・コンパウンド(第三世代)
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コンチネンタルタイヤ・ジャパンは、サーキット走行も楽しめるスポーツ性能と環境性能を高次元で両立した次世代のスーパースポーツタイヤ「スポーツコンタクト7」を6月1日より発売する。

スポーツコンタクト7は、トップモデルに新車装着タイヤとして多くの採用実績があるフラッグシップモデル「スポーツコンタクト」シリーズの最新商品。海外自動車雑誌のタイヤテストで1位を数多く獲得し、高評価を得ている「スポーツコンタクト6」の後継商品となる。サーキットユースにも対応し、コンチネンタルが自動車雑誌「AutoBild sportscars」と行った最速チャレンジイベントでは、スポーツコンタクト7を装着したランボルギーニ『ウラカン・ペルフォルマンテ』が384.12km/hを記録している。

この15年間で自動車は約10%重くなり、エンジン出力も30%近く大きくなっているが、その一方でCO2排出量は30%減っている。スポーツコンタクト7の開発は、こうした市場トレンドに対応するためにすべての性能基準において完成度を最大限に高めることに注力。耐荷重を高めるとともに耐摩耗性も大きく向上させた。また、燃費においても欧州タイヤラベルでグレード「C」を獲得。同社スーパースポーツタイヤセグメントの中で最も優れた低燃費性能を実現している。

新採用の「アダプティブ・パターン」は、走行中の接地面がトレッド内でもっとも排水が効率よく行われるポイントで終わるように設計。ウェット路面でのブレーキング、加速、コーナリング時に優れたグリップ力を発揮する。コーナリング時には、最も大きな力を伝達するアウターショルダーの接地面積を最大限に確保。路面をしっかり掴むことで優れたコーナリング安定性を発揮する。また、アウターショルダー部のグルーブ内には「インターロック・エレメント」を設置。トレッドパターンの変形を抑制し、高い走行安定性を実現する。

大型車と小型車では異なるタイヤソリューションを必要とするが、スポーツコンタクト7は車両/重量クラス毎にテーラーメイド・コンストラクションを採用。車両やタイヤサイズの組み合わせにより異なる性能要件に合わせるために、タイヤサイズに応じてテクノロジーを使い分け、優れたドライビングフィールをすべての車両に提供する。

新たに採用したブラック・チリ・コンパウンド(第三世代)は、トレッドパターンとコンパウンドの競合するターゲットを最適なバランスで解決するために特別に開発したものだ。最新世代の樹脂と既存のブラック・チリ・コンパウンドを組み合わせ、新しい可塑剤を添加することで粘着性の高いコンパウンドを開発。剛性の高いパターンデザインと組み合わせて使用することで、タイヤ性能を飛躍的に向上させた。

発売サイズは19~23インチの30サイズで、順次拡大予定。価格はオープン。

《纐纈敏也@DAYS》

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