田沢湖線に新駅…盛岡市内の大型商業施設に近い「前潟」駅 2023年3月開業予定

前潟駅のイメージ。駅舎とホームはJR東日本、周辺施設は盛岡市が整備するが、総事業費約11億円は盛岡市の負担となる。
  • 前潟駅のイメージ。駅舎とホームはJR東日本、周辺施設は盛岡市が整備するが、総事業費約11億円は盛岡市の負担となる。
  • 前潟駅の位置。イオンモール盛岡の北側に位置する無人駅。盛岡駅からひとつ目の駅となる。

JR東日本盛岡支社は1月27日、田沢湖線盛岡~大釜(おおかま)間に計画している新駅の名称を「前潟(まえがた)」に決定したと発表した。

岩手県盛岡市前潟にある大型商業施設「イオンモール盛岡」を中心とした「にぎわいの創出」を図るため、前潟地区の町内会とイオンモール株式会社が盛岡市とともに2015年から検討を重ねてきた駅で、2020年1月にJR東日本に対して設置へ向けた請願書が出され、2021年2月、正式に「(仮称)前潟駅整備に関する協定」が締結されていた。

所在地は岩手県盛岡市上厨川(かみくりやがわ)前潟153-1で、盛岡起点3.4kmに位置する。開業は2023年3月を予定している。

前潟駅の位置。イオンモール盛岡の北側に位置する無人駅。盛岡駅からひとつ目の駅となる。前潟駅の位置。イオンモール盛岡の北側に位置する無人駅。盛岡駅からひとつ目の駅となる。
《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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