テスラの世界販売、平均伸び率は50%増の見通し 2022年以降

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テスラ(Tesla)は1月26日、2022年以降の数年間の世界販売(納車)の平均伸び率が、50%増となる見通しを発表した。

テスラの2021年の世界販売(納車)台数は、過去最高の93万6222台だった。前年実績の49万9647台に対して、87%増と大きく伸びた。

しかし、2022年以降の世界販売の成長見通しについては、テスラは今期の87%増から50%増へと、伸び率が鈍化すると予想する。それでも、右肩上がりであることに変わりはないが、伸び率の鈍化を想定する要因は半導体不足だ。サプライチェーンが主な要因となり、半導体不足が2022年内も続く可能性が高いため、テスラの工場の生産能力は、フル稼働状態を下回ると見込む。

なお、テスラは、生産能力を可能な限り迅速に拡大する予定、としている。

《森脇稔》

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