VW、EVの『ID.4』を米工場で生産 2022年後半から

フォルクスワーゲン ID.4
  • フォルクスワーゲン ID.4
  • フォルクスワーゲンの米国チャタヌーガ工場での生産を終了した パサート
  • フォルクスワーゲンの米国チャタヌーガ工場での生産を終了した パサート
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フォルクスワーゲンは1月25日、米国テネシー州チャタヌーガ工場での『パサート』(Volkswagen Passat)の生産を終了した、と発表した。

米国では1974年以来、180万台以上のパサートが販売されてきた。最初の6世代はヨーロッパからの輸入車だったが2011年、フォルクスワーゲンはチャタヌーガ工場において、北米市場向けのパサートの現地生産を開始した。

北米市場向けに設計された当時のパサートは、従来型よりも車体が大きく、後席とトランクスペースにゆとりにあり、ドイツのエンジニアリングとスタイリングを、競争力のある価格で提供してきた、とVWは自負する。米国で組み立てられたパサートは、米国市場で販売されただけでなく、カナダ、韓国、中東などの世界各地に輸出されてきた。

最終モデルとしてラインオフしたのは、プラチナグレイのボディカラーをまとう2022年モデルの限定車。パサートが生産を終了した後、チャタヌーガ工場では2022年後半から、電動SUVの『ID.4』の生産を開始する予定だ。

フォルクスワーゲンのチャタヌーガ工場は、EVを生産するために変革を遂げている。フォルクスワーゲンはEVの生産のために、チャタヌーガ工場に8億ドルを追加投資する、としている。

《森脇稔》

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