フォルクスワーゲン(Volkswagen)乗用車ブランドは1月12日、2021年の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は489万6900台。前年同期比は8.1%減と引き続き減少した。
2021年の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が242万8100台。前年比は14.8%減と減少傾向にある。中国を除いたアジア太平洋地域は、6.0%増の12万7800台と回復を果たす。
また、北米の2021年実績は、前年比13.0%増の52万9100台と、プラスに転じた。南米は、2.9%減の38万1000台と引き続き減少している。
西欧は2021年、前年比5.3%減の108万6100台と減少傾向にある。中央ヨーロッパと東欧も、17%減の26万7700台にとどまる。中東とアフリカも、7.2%減の20万6300台と引き続き落ち込んだ。
日本は2021年、3万5213台を登録した。前年比は3.7%減と、3年連続で前年実績を下回った。そんな中、コンパクトSUVの『Tクロス』が2021年、9159台を登録した。輸入SUVカテゴリーにおいて、2年連続で第1位を獲得している。