警察庁は11月19日、新型コロナウイルス感染者数が抑えられていることから、運転免許の更新に関する特例措置を延長しないと発表した。
運転免許の更新手続きで新型コロナウイルスが感染拡大するのを防止するため、申し出のあった場合、運転免許の有効期限を3カ月延長する特例措置を実施している。現在の制度は有効期限が12月28日までとなっているが、感染者数が低水準で推移していることから、12月29日以降、特例措置の申し出を受け付けないことにした。12月28日までに申し出すれば有効期限が3カ月延長される。
また、海外に滞在していて日本の運転免許を失効した人が新型コロナウイルスの影響で日本への帰国が困難の申し出があった場合、運転免許試験の一部を免除する。