メキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスで5日(現地時間)、第18戦メキシコGPのフリー走行が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がトップタイムをマーク。ホンダのPUを積む4台すべてがトップ8でセッションを終えた。 アメリカ大陸3連戦の2戦目はメキシコGP。そしてF1はここからブラジル、カタールと3週連続でグランプリが開催される。メキシコGPは昨年、新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となり2年ぶりの開催となるが、2015年にリニューアルされたアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでグランプリが復活してからの5年間、初年度はニコ・ロズベルグ(メルセデス)が勝利し、その後は現在チャンピオンシップを争っているマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)がともに2勝と、互角の戦いを見せている。 フリー走行2回目は序盤、ミディアムタイヤ、ハードタイヤでの走行が行われ、60分のセッションのうち20分を過ぎた辺りから予選を見据えたソフトタイヤでのタイムアタックが始まった。最初にタイムを刻んできたのは角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)で、フェルスタッペンがミディアムタイヤで出した1分17秒920には及ばなかったものの、1分18秒644で2番手に上がってきた。しかしバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分18秒032で2番手を奪取。その後セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)が3番手の奪い合いをする中、ハミルトンが一気にタイムを短縮し、1分17秒810でトップに浮上してきた。ところがその直後を走っていたフェルスタッペンが1分17秒301を記録して逆転。これで上位のタイムアタックは終了となり、フリー走行2回目はフェルスタッペンがトップでセッション終了となった。 ボッタスはソフトタイヤ11周目にさらにタイムを上げて2番手。3番手はハミルトン。以下セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)と続き、角田が8番手で、ホンダPUを積む4台すべてがトップ8以内でセッションを終えた。 メキシコGPは現地時間6日にフリー走行3回目と公式予選が行われ、7日に決勝レースが開催される。 ■メキシコGP フリー走行2回目結果 1. マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)/1分17秒301 2. バルテリ・ボッタス(メルセデス)/1分17秒725 3. ルイス・ハミルトン(メルセデス)/1分17秒810 4. セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)/1分17秒871 5. カルロス・サインツ(フェラーリ)/1分18秒318 6. ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)/1分18秒429 7. シャルル・ルクレール(フェラーリ)/1分18秒605 8. 角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)/1分18秒644 9. セバスチャン・ベッテル(アストンマーチン)/1分18秒681 10. フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)/1分18秒732 11. キミ・ライコネン(アルファロメオ)/1分18秒841 12. ランド・ノリス(マクラーレン)/1分18秒979 13. アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)/1分19秒227 14. エステバン・オコン(アルピーヌ)/1分19秒431 15. ダニエル・リカルド(マクラーレン)/1分19秒521 16. ミック・シューマッハ(ハース)/1分19秒620 17. ランス・ストロール(アストンマーチン)/1分19秒730 18. ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)/1分20秒820 19. ニキータ・マゼピン(ハース)/1分21秒581 20. ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)/No Time
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