資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、11月1日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比1.4円高の168.7円となった。
レギュラーガソリンの価格は10月4日、約3年ぶりとなる160円到達。それからわずか4週間で8.7円の値上がり。2014年8月18日の調査以来、約7年3か月ぶりの高値となった。約13年ぶりとなる170円台突入まであとわずかとなった。
地域別では北海道は前週比1.3円高の168.6円、東北は1.2円高の167.6円、関東は2.0円高の168.8円、中部は1.0円高の168.6円、近畿は1.3円高の168.3円、中国は1.1円高の167.1円、四国は1.2円高の168.0円、九州沖縄は1.2円高の171.5円、全エリアで大幅な値上がりとなった。
ハイオクガソリンは179.6円、軽油は148.5円。ともに前週から1.4円の値上がりとなった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、11月4日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は159.0円/リットル(前週比+1.1円)、ハイオクは170.1円/リットル(-0.4円)、軽油は135.3円/リットル(+1.6円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
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