テスラ モデルS「プラッド」、ニュル最速EVに…ポルシェ タイカン の記録を更新

テスラ・モデルS改良新型の「プラッド」
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テスラのイーロン・マスクCEOは9月10日、改良新型『モデルS』(Tesla Model S)の高性能グレード、「プラッド」が、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースを7分30秒909のタイムで周回し、世界最速の量産EVになった、と発表した。

改良新型モデルSの最強グレードがプラッド。3個のモーターを搭載する。3個のモーターは、合計で1100hpのパワーを引き出す。この強大なパワーが4輪に伝達されるAWDとなる。プラッドの0~96km/h加速は、1.99秒と2秒を切る。1回の充電での航続は、およそ627kmを確保している。

このプラッドが、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースを7分30秒909のタイムで周回し、世界最速の量産EVになった。このタイムは、ポルシェ『タイカンターボ』が2019年に計測した7分42秒3を、約12秒短縮する新記録となる。

マスクCEOは、「プラッドが、ニュルブルクリンクにおける量産EVの公式世界最速記録を樹立した。車両は工場から直接出荷された状態で、変更は加えていない」と語っている。

《森脇稔》

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