日野自動車は18日、「HINO ACCELERATOR 2021~HINO DE SAFARI~」の最終選考を行い、グランプリ以下5社の入賞者を発表した。上位2社のビジネスプランは今後の事業化を見据えて、実証実験などの取り組みが予定されている。
「HINO ACCELERATOR 2021~HINO DE SAFARI~」(以下、アクセラレータプログラム)は、人流・物流の社会課題を解決するアイデアやソリューションを持つ企業とのコラボレーションを通じたオープンイノベーションを進め、新しいビジネスを創出するために企画されたものだ。エントリー企業は、日野自動車からHINO Connectの実際の車両走行データなどを利用することができ、それを使ってどんな課題を解決するのか、どんなビジネスを展開できるのかを競う。
5月に公募が開始され、60社以上のエントリーがあった。アクセラレータプログラム事務局、選考委員の一次審査を通過した5社が、8月18日の最終選考に臨んだ。選考会では4名の審査員の前で代表者が事業プランのプレゼンを行う。質疑応答を経て、審査員が最終審査を行い、グランプリ、優秀賞各1社、HINO DE SAFARI賞3社を決定する。