全米民生技術協会(CTA)は8月17日、CES 2022の来場者に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のワクチン接種証明の提示を義務づけると発表した。
CESは、世界最大規模のテクノロジー国際見本市だ。前回のCES 2021は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、オンラインのみの開催だった。
一方、CES 2022は、2022年1月5~8日に、米国ラスベガスで開催される予定。2年ぶりの対面(有人)イベントとして開催するとともに、前回同様、オンラインでの参加も可能にしている。
CES 2022には、主要なブランドや新興企業を含む1000以上の企業が参加を予定している。 CES 2022は、AI、AR、VR、ゲームとコンピューティング、デジタルヘルス、自動車と輸送、ホームエンターテインメント、スマートホームなどの進歩に焦点を当てる。GMのメアリー・バーラ会長兼CEOの基調講演なども予定されている。
CTAのゲーリー・シャピロ社長兼CEOは、「ラスベガスで開催されるCES 2022の参加者に、ワクチン接種の証明を要求することで、安全に対する責任を負う」と述べている。