JR西日本金沢支社は、七尾鉄道部運転科に所属する社員の新型コロナウイルス感染を理由に、8月19日から七尾線を含む金沢~七尾・和倉温泉間で減便を実施する。
8月16日までに運転士11人、車掌2人の感染が確認されており、通常の運行を維持することが困難になったとして、特急『能登かがり火』は12本中2本、普通列車は54本中15本が8月31日まで運休することになり、七尾線は通常の7割程度の運行となる。観光列車『花嫁のれん』はすべて運休となる。
これに伴ない、七尾線内の乗車券だけで特急の普通車自由席を利用できる特例措置が採られ、運休列車の切符は無手数料で払い戻される。
JR西日本金沢支社では陳謝の上、「社員の回復状況を踏まえ、体制が整い次第、順次通常運行へ移行します」としている。