運賃の最大15%が貯まる…東武がマイルサービス、回数券は一部を除き廃止へ 10月1日から

10月1日から、定期券を除き東武線を利用するとマイルを付与する新たな還元サービスを始める東武鉄道。
  • 10月1日から、定期券を除き東武線を利用するとマイルを付与する新たな還元サービスを始める東武鉄道。
  • 2種類ある「トブポマイル」。双方を併用して最大で運賃の15%を貯めることができる。
  • 「おでかけマイル」の概要。モバイル版のPASMO限定となる。
  • 「リピートマイル」の概要。利用区間の条件は同一区間ではなく「同一運賃区間」のため、同じ運賃であれば乗車区間が異なってもOK。
  • 貯まったマイルの使い道は、トブポへ交換するか、PASMOへチャージするかを選べる。

東武鉄道(東武)は7月14日、東武線を乗車すると「マイル」が貯まる「トブポマイル」を10月1日から開始すると発表した。

東武グループ共通ポイント「TOBU POINT」(トブポ)会員向けの新たなサービスで、モバイル版のPASMO利用の場合は運賃の3%が「おでかけマイル」として、カード版、モバイル版PASMO利用の場合は、同一月内に同一運賃区間を8回以上利用すると運賃の4~12%が「リピートマイル」として貯まる。

「おでかけマイル」と「リピートマイル」は併用が可能で、「おでかけマイル」の3%に「リピートマイル」の最高付与率を合わせて最大15%のマイルを貯めることも可能。マイルの有効期限は最後の取得・利用日から2年間。

さらに2022年春からは、ピーク時間帯を避けて利用するとマイルが貯まる「オフピークマイル」(仮称)も予定しているという。

なお、トブポマイルの開始により、普通回数乗車券、時差回数乗車券、土・休日割引回数乗車券が9月30日限りで廃止される。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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