多様化・激甚化する災害に対応 モリタのソリューション提案

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消防車の開発・製造・販売を手がけるモリタは、横浜市環境創造局に排水ポンプ車を納入した(7月5日発表)。多様化する大規模災害に対するソリューションを提案するために、モリタは2020年5月にCF事業部(CF=Create Future)を発足させた。

モリタは1907年の創業以来、主に、消防ポンプ自動車や、はしご車などを中心とした「消火」「救助」に特化した製品を提供してきた。しかし近年は、大雨・台風・地震・津波・土砂崩れ・大雪・火山噴火・感染症など、災害が多様化するだけでなく、頻発・激甚化している。このためモリタはCF事業部開設し、体制を強化した。

大雨・台風、それに伴なう河川の氾濫による住宅地の浸水や、道路の冠水被害が全国各地で頻発しており、地下鉄や空港、地下街、商店街や大規模スーパーマーケット、農作物を育てる田畑、工場や倉庫なども浸水被害を受けている。モリタは、被災現場の早期復旧に貢献する排水ポンプ車や排水ポンプユニットをはじめとした、安心して暮らせる街づくりにつながる製品を提供していくという。

横浜市では、台風のように事前に予測ができる豪雨に備えて排水ポンプ車を待機させ、道路冠水などの被害が多発・長期化する箇所における被害の早急解消を目的に、排水ポンプ車を導入した。

《高木啓》

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