東京2020オリンピックの終電後臨時列車は中止に…首都圏以外の競技会場向けは今後調整

7月8日、東京都内競技会場での無観客が決定された東京オリンピック・パラリンピック5者会談。
  • 7月8日、東京都内競技会場での無観客が決定された東京オリンピック・パラリンピック5者会談。

JR東日本は7月9日、東京オリンピック向けに首都圏21線区で終電後に計画していた臨時列車の運行を中止すると発表した。

7月8日、国際オリンピック委員会(IOC)、国際パラリンピック委員会(IPC)、東京2020組織委員会、東京都、政府の5者協議により、東京都内の競技会場における無観客開催が決定。同日夜には神奈川・埼玉・千葉各県の競技会場も無観客とする決定が下されたことを受けたもので、他の鉄道事業者も相次いで計画の中止を発表している。

なお、静岡、茨城、福島、宮城の各県と北海道の競技会場については、現時点で有観客のままとされており、JR東日本では、茨城県立カシマサッカースタジアム(茨城県鹿嶋市)、伊豆MTBコース(静岡県伊東市)、宮城スタジアム(宮城県利府町)、福島あづま球場(福島県福島市)向けの臨時列車を計画しているが、今後は東京2020組織委員会と調整の上、詳細を決定するとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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