ブリヂストングループは7月1日、ブラジル・バイーア工場の乗用車・小型トラック用タイヤの生産能力を増強すると発表した。
総投資額は約7億ブラジルレアル(約154億円)で、2021年第4四半期に着工、生産能力を現在の年間約350万本から段階的に増強し、2024年中に年間約430万本とする計画だ。
ブリヂストングループは、中期事業計画(2021-2023)において、戦略的成長投資を通じてコア事業の強化と成長事業の拡大を推進している。ブラジル・バイーア工場の増強は、コアであるタイヤ事業のプレミアムビジネス戦略の一環として、プレミアム商品を創る体制を強化するもの。この増強により、米州におけるEVやハイブリッド車向けの乗用車用高インチタイヤなどの需要拡大に対応する。