グリーン物流優良事業を募集…DX・標準化と構造改革の部門を新設 経産省・国交省

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経済産業省、国土交通省は7月1日、物流分野における環境負荷低減、物流の生産性向上など、持続可能な物流体系の構築で顕著な功績のあった事業者を表彰するため、7月1日から8月27日まで「グリーン物流優良事業」を募集すると発表した。

今回、今年6月に閣議決定した総合物流施策大綱の柱である「物流DXや標準化の推進によるサプライチェーン全体の徹底した最適化」や「労働力不足対策の推進と物流構造改革の推進」に沿った取り組みを行った事業者を表彰する「物流DX・標準化表彰」と「物流構造改革表彰」を新設する。

物流部門の環境負荷の低減、物流の生産性向上等持続可能な物流体系の構築をするため、荷主と物流事業者それぞれの単独による取り組みに加え、それぞれが互いに知恵を出し合い連携、協働した取り組みが必要。このため、グリーン物流パートナーシップ会議が複数事業者間の協働による取り組みを支援するとともに、グリーン物流の普及促進を図ることを支援しており、表彰制度もこの一環。

応募は荷主と物流事業者など、複数事業者間のパートナーシップで実施される物流の改善方策を通じ、CO2排出量削減など、環境負荷低減、物流の生産性向上による持続可能な物流体系の構築を実現した取り組みで、1カ月以上の実績があるを対象とする。

選考では、物流デジタル化や物流標準化の推進によるサプライチェーン全体の最適化、労働環境改善、商慣習の見直しなどの視点なども踏まえて総合的に評価する。

《レスポンス編集部》

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