国土交通省は6月23日、阿佐海岸鉄道・阿佐東線へ導入が予定されているデュアル・モード・ビークル(DMV)の技術評価を行うため、6月25日に「DMVに関する技術評価検討会」を開催すると発表した。
DMVは道路から鉄道への乗入れを可能とする特殊な構造の車輪を備え、走行モード変換装置(モードインターチェンジ)を介して道路と線路の双方を走行できる車両。
阿佐海岸鉄道と関係する自治体がDMV自体が観光資源になることで地域の活性化に寄与することを期待し、阿佐東線へのDMV導入を目指した取り組みを進めている。阿佐東線でのDMV導入は国内初の本格営業運行となることから、今回、学識経験者などで構成する技術評価検討会がDMVの安全性確認を目的とした技術的な評価を行う。