『医療MaaS』を開発、MONETとシミックHDがプログラムを提供へ

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  • 「モネラボ医療」は法人向けプログラム「モネラボ」で提供(ロゴマーク)

MONET(モネ)テクノロジーズは4月15日、シミックホールディングスと医療・ヘルスケア領域で新たなMaaS(モビリティアズアサービス)事業を創出する企業を支援するため、医療MaaSに特化した事業開発プログラム「モネラボ『医療』」を6月から開始すると発表した。

モネラボ医療は、移動手段の少なさなどによる患者と家族の通院負担や、在宅医療患者数の増加に伴う医療従事者の負荷増大など、医療・ヘルスケア領域での移動に関する課題解決につながる技術開発を支援するもの。

医療・ヘルスケアに関するMaaS事業の開発を加速するため、法人向けプログラム「モネラボ」の中で、医療MaaSの事業開発に特化したプログラムとして運営する。プログラムへの参加を希望する「MONETコンソーシアム」加盟企業は、別途会費(税込み55万円/年)を支払うことで参加できる。

医療や医薬品、ヘルスケア領域で先進技術の運用経験を持つシミックグループと、さまざまな自治体や企業と連携してMaaS事業を展開するモネが共同運営することで、異業種からの新規参入を含め、医療・ヘルスケア領域で新たなMaaS事業の創出を目指す企業を支援する。

具体的には、シミックHDはセミナーやワークショップの企画・運営と、複数の企業による自治体の課題解決に向けたプログラムを推進し、モネは全般的な運営管理を担当する。

また、両社は、事業化に向けた実証試験の支援や、さまざまなヘルスケアデータの活用を支援していく予定。

5月中旬にモネラボ医療の概要や、医療MaaSに関する事業開発支援内容の説明、関係者による講演などを行うイベントを開催する予定。

《レスポンス編集部》

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