三井住友海上とMONET、自動運転の遠隔監視・事故対応サービス構築へ

三井住友海上とMONETが自動運転の遠隔監視・事故対応サービス構築に向けて実証実験開始
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三井住友海上火災とMONET Technologiesは、2月14日から自動運転の遠隔監視・事故対応サービスの構築に向けた実証実験を開始した。

この実験は、自動運転レベル4以上の走行における安全性向上と普及促進を目指すもので、東京臨海副都心の公道などを舞台に2月28日まで実施される。MONETが調達した車両を用い、車両と遠隔監視システムからリアルタイムで得られる情報をモニタリングしながら、事故発生時の対応をシミュレーションする。

背景には、少子高齢化に伴う交通事故増加や公共交通のドライバー不足など、日本が直面する社会課題がある。政府は2027年までに100カ所以上の地域で自動運転レベル4による移動サービスの実現を目指しており、本実験はその実現に向けた重要なステップとなる。


《森脇稔》

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