JR北海道の特急もチケットレスに…JR東日本のネット予約システムがリニューアル 6月27日

札幌~旭川間の特急『ライラック』。札幌~岩見沢間はチケットレスで利用できるようになる。
  • 札幌~旭川間の特急『ライラック』。札幌~岩見沢間はチケットレスで利用できるようになる。
  • 予約画面のUIが刷新されるリニューアル後の『えきねっと』。
  • QRコードによる予約切符受取の流れ。
  • 『えきねっと』のリニューアルでは、当日の予約や受取、シートマップを使っての予約、多言語に対応。
  • リニューアル時に変更される『えきねっと』の対応時間帯。申込可能人数は最大6人に統一される。

JR北海道は4月13日、在来線特急に同社で初めて「チケットレス特急券」を導入すると発表した。

これはJR東日本が運営するネット予約システム『えきねっと』が6月27日にリニューアルされることに伴なうもので、定期券やICカードを組み合わせることで非対面・非接触での特急利用が可能となる。利用区間は札幌~岩見沢間と札幌・新札幌~苫小牧間で、札幌~岩見沢間に設定されている定期回数特急券は6月30日限りで発売終了となる。

リニューアル後の『えきねっと』では、決済にコンビニ払いや金融機関のATM、ネットバンキングを利用できるようになるほか、指定券券売機やQRコードによる切符の受取にも対応。JR北海道のフリー切符「北海道フリーパス」や「大人の休日倶楽部パス」といった企画乗車券の購入も可能となる。

なお、『えきねっと』のリニューアルに伴ない、現行サイトにおける新規申込みは6月26日20時に終了し、その後、翌6月27日5時まで利用することができない。事前申込みについては7月26日分までとなり、7月27日分以降はリニューアル後の申込みとなる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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