メルセデスベンツ傘下のスマート(Smart)は4月7日、2021年第1四半期(1~3月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は9729台。前年同期比は65.9%増と回復している。
新車販売が大きく伸びたのは、ドイツでスマートのEVに対する需要が増えたのが大きい。ドイツ政府のインセンティブの効果もあって、スマートのEVを選択する顧客が増えている。
スマートは2020年から順次、全モデルを電動化しており、まずは欧州と米国で、ガソリンエンジン搭載車の導入を終了し、EVに一本化。その後、全世界へ、この戦略を拡大している。
スマートの2020年の世界新車販売台数は、3万8391台。前年比は67.1%減と4年連続で前年実績を下回っている。