会話型AIプラットフォーム「セレンスドライブ」、Android Automotive OSに対応

セレンスドライブ(イメージ)
  • セレンスドライブ(イメージ)
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セレンスは、会話型AIプラットフォーム「セレンスドライブ」がAndroid Automotive OSに対応したことを発表。これにより、自動車メーカーはAndroid Automotiveスタック上に自社ブランドの会話型アシスタントを構築する環境が初めて可能となる。

Android Automotive OSは、Googleがボルボやアウディなどと開発したオペレーションシステム。Android Autoがスマートフォンやタブレットと車載機器を連携する2次インターフェイスであるのに対し、Android Automotive OSは車載情報機器向けに開発されたオープンソースのオペレーションシステム。各自動車メーカーが採用を進めている。

今回、セレンスドライブがAndroid Automotive OSに対応したことで、自動車メーカーはセレンスが開発したカスタムブランドのAIアシスタントを、ドライバーが通常利用する対話インターフェースとして設定できるようになる。セレンスドライブとAndroid Automotive OS Voice Integration Serviceの音声インターフェースの密接な統合レイヤーにより、複数の意図を指示するマルチインテントサポートや運転席以外でも音声操作が可能なマルチシートインテリジェンス、音声信号処理、ノイズキャンセリングなど、最高のエクスペリエンスを提供。Android Automotive OSを活用しつつ、数十年にわたる自動車業界での経験に基づいて開発された、インテリジェントでカスタマイズ可能なモビリティ会話型AIアシスタントを利用できるようになる。

《纐纈敏也@DAYS》

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