2020年シーズンは新型コロナウイルスの蔓延により8月に開幕戦を迎えたが、2021年シーズンは感染予防対策を徹底して予定通り4月に開幕を迎えることができた。今シーズンは12チーム19名のドライバーが年間エントリー。その中でKCMGの小林可夢偉は海外レースからの帰国後の隔離期間中により参戦できず小高一斗が代役、KONDO RACINGのサッシャ・フェネストラズは来日できず中山雄一が代役、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの牧野任祐は体調不良のため笹原右京が代役を務めることになった。またB-MAX RACING TEAMはイヴ・バルタスの1台体制で年間エントリーをしているが、バルタスが来日できないため開幕戦は欠場となった。
3日に行われた公式予選では2020年チャンピオンの#1 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)がQ1で敗退するという波乱が。最終的に#16 野尻智紀(TEAM MUGEN)がポールポジションを獲得し、以下、#64 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、#6 笹原右京(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、#5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)と続いた。