高速バスの手軽な保険…予約時に案内 ジョルダンと三井住友海上がMaaSで協業

バスタ新宿(東京)
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  • 高速バスでの保険加入フロー(イメージ)

ジョルダンは3月29日、三井住友海上火災保険とMaaS(モビリティアズアサービス)分野で協業すると発表した。第1弾としてジョルダンバス予約サイトで高速バス申込と同時に加入ができるビルトイン型保険の販売を開始した。

ジョルダンは、乗換案内を中心とするソフトウェア開発や携帯コンテンツ事業を軸に、MaaS事業などのビジネスを展開し、「移動に関するNo.1 ICTカンパニー」を目指している。バス利用が移動手段として増加していることから、バス利用者への利便性向上を検討していました。

一方で、三井住友海上は2021年1月に「適切なタイミングで必要な保険に簡便に加入できる」ビルトイン型保険を開発、販売を開始した。

今回、「ジョルダンバス予約サイト」にビルトイン型保険(国内旅行傷害保険)を導入することで、利便性の高い安心・安全を提供するため、両社で協業することで合意した。

バス利用者は一般的に、バス予約時に合わせた保険加入の機会がなく、保険手続きを別途行う必要があり、保険に加入したくても、手間がかかるケースが多い。今回、ビルトイン型保険を導入することで「ジョルダンバス予約サイト」と三井住友海上がデータを連携、バス予約と同時に保険を案内することで、バス利用者の個人情報の入力負荷を軽減する簡便な保険加入を実現する。加入内容の確認や事故の連絡も、パソコンやスマートフォンで完結する。

両社は今回のサービスで取得した販売ノウハウ・データを活用し、新たなサービスを開発し、利用者に利便性の高いサービスを提供していく。

《レスポンス編集部》

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