ジョルダンは沖縄県中城村、琉球銀行と協力し、11月19日から中城村のコミュニティバス「護佐丸バス」で顔認証による乗車サービスを開始すると発表した。
ジョルダンが提供する決済・チケット管理システム「JorudanStyle Point&Pass」を活用することで、非接触・非対面での本人確認とチケット確認、乗車管理を行う。これにより利用者は「顔」一つでバスへのシームレスな乗車が可能になる。
対象路線は護佐丸バス全線で、伊集普天間線、久場琉大線、伊集回り線、久場回り線が含まれる。
利用方法は、乗車時に料金箱付近の専用リーダーに顔をかざすか、スマートフォンに表示した二次元コードをかざす。降車時も同様に乗口付近の専用リーダーを使用する。
バス料金の決済は、1か月の利用金額をまとめて事前登録した国際ブランドカードから引き落とす。対応ブランドはVisaとMastercardで、その他の国際ブランドは今後追加を検討している。
護佐丸バスの利用者は地元住民が多く、日常の通勤、通学、買い物等での利用が多いことから、あらかじめ顔認証情報を登録することでより便利に利用できるようになる。観光客等の利用については専用の二次元コードを発行することで、キャッシュレスでの乗車が可能になる。
各社の役割分担は、中城村がコミュニティバスの運行、ジョルダンが顔認証乗車サービスの提供と機器設置、琉球銀行がキャッシュレス決済導入支援と決済事業者を担当する。
顔認証情報の事前登録は11月10日からスマートフォンで開始。また11月13日から20日まで中城村役場1Fエントランスホールに特設ブースを設けて登録受付を行う。
11月18日11時から11時30分まで中城村役場1Fホールで導入記念イベントを開催し、来賓挨拶、サービス概要説明、テープカット、記念写真撮影、デモンストレーションを実施する。





