オンデマンド型シャトルを使って都市型MaaS…大企業や住居が集積 実証実験へ

東京都心部で2つの都市型MaaS実証実験を実施へ
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  • 八重洲・日本橋・京橋エリア

NearMe(ニアミー)、東京建物、東京建物アメニティサポートは3月25日、八重洲・日本橋・京橋エリア内の複数企業の従業員と東京湾岸エリア内のマンション「ブリリア」居住者に向けた2つの都心型MaaS(モビリティアズアサービス)の実証実験を実施すると発表した。

実証実験では、ニアミーのAIを活用したオンデマンド型シャトルサービス「スマートシャトル」を利用して大企業や住居が高密度に集積する東京都心部で、通勤者や、基礎疾患保有者・妊婦、移動制約のある障害者などに自宅から職場・買い物先までドアツードアの移動手段を提供するもの。

八重洲・日本橋・京橋エリアを中心とした企業の従業員向けにスマートシャトルを運行する。3月22日から4月16日までで、オンラインによる事前予約制で運賃は無料。

また、東京湾岸エリアのマンション居住者向けでは、「ブリリア メア 有明タワー&ガーデン」と「ブリリア有明スカイタワー」の住民のうち、事前登録した100人を対象に実施する。4月3日から5月9日までスマートシャトルを運行する。オンライン予約制で料金は無料。

実験を通じて東京都心内の移動に関する課題を抽出・検証する。東京建物、東京建物グループが管理するオフィスビルの利用者や分譲・賃貸マンションの入居者の「安全・安心・快適な移動」を実現する。コンパクトな範囲に大企業や住居が高密度に集積する東京都心のエリア価値向上にも寄与する新たな移動サービスの構築・実装を検討する。

《レスポンス編集部》

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