ホテルからのトレインビューも?…消える青森駅東口駅舎跡に10階建て駅ビル 2024年度完成予定

青森駅ビルのイメージ。
  • 青森駅ビルのイメージ。
  • 青森駅ビルの構造。
  • 駅ビルの計画地。
  • 駅ビル完成前(左)と完成後(右)の利用者動線。現駅舎の撤去が始まると、駅ビルの完成まで自由通路や駅の利用に際しては、左のように新駅舎の南側に設けられる仮設通路を迂回することになる。
  • 現在の青森駅東口駅舎。2019年12月28日。

JR東日本盛岡支社、青森市、青森県、青森商工会議所の4者は2月25日、青森駅(青森県青森市)東口駅舎跡を活用した駅ビル建設計画を明らかにした。

青森駅の玄関口となっている現東口駅舎は1959年に供用を開始した四代目だが、4者は2018年6月に「青森駅周辺のまちづくりに関する連携協定」を締結。同年10月から五代目新駅の整備を進め、2021年3月27日から新駅舎へ移行する。その後、現駅舎は撤去され、跡地に鉄骨造り10階建ての駅ビルが建てられることになった。着工は2021年度末を予定しており、2024年度の完成を目指す。

この駅ビルにはホテルや商業、行政施設が入居し、1階では新駅舎とつながる。ホテルは6~10階に位置するため、青森駅構内を見下ろすトレインビューを期待できそうだ。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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