マルチスズキ、中古車ネットワークが販売400万台達成…顧客の7割はデジタル販売を選択

マルチスズキの中古車販売ネットワークの「True Value」の販売台数が400万台を達成
  • マルチスズキの中古車販売ネットワークの「True Value」の販売台数が400万台を達成

スズキのインド子会社のマルチスズキ(Maruti Suzuki)は2月4日、中古車販売ネットワークの「True Value」の販売台数が400万台を達成した、と発表した。

マルチスズキがインド全土に展開する中古車販売ネットワークが、True Valueだ。インド全土の268の都市に、550以上の店舗を擁している。マルチスズキはこのTrue Valueに、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)対策の新たなガイドラインを導入している。

True Valueでは、外出制限の影響により自由に来店できない顧客向けに、オンライン販売を採用した。物理的な接触を回避するために、専用アプリ、電子メール、電話、テレビ通話など、すべてのデジタル手段を使用して、顧客が希望する中古車の検索を支援する。運転免許証など、必要書類のやり取りも、オンラインで行う。マルチスズキによると現在、顧客の70%がデジタル販売を選択しているという。

True Valueは、自動車保険やローン、純正用品などの幅広いサービスを1つの屋根の下からワンストップで提供する。顧客は、True Valueのサイトやアプリから査定の予約を行い、TrueValueに買い取りを依頼できる。True Valueは、AI(人工知能)ベースの査定価格算出システムを活用して、完全なデジタル査定を行う。

マルチスズキは、厳格な376項目の品質チェックや認証プロセスを備えたTrue Valueの認定中古車には、最大1年間の保証と3種類の無料サービスが付帯する、としている。

《森脇稔》

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