箱根の交通情報一元化、混雑情報の発信開始…ジョルダンや小田急など7社が連携

大涌谷
  • 大涌谷
  • 箱根全山スマートフォン版(イメージ)
  • 箱根全山ホームページ(イメージ)
  • バスロケーションシステムを活用した宮ノ下~箱根湯本(国道1号)の所要時間の情報発信
  • 大涌谷駐車場の満空情報と待ち時間の情報発信
  • AIカメラ(混雑検知カメラ)設置箇所の早雲山駅舎内

ジョルダンは、箱根DMO(箱根町観光協会)、小田急箱根グループ、伊豆箱根グループ、藤田観光、神奈川県公園協会、カンドウコーポレーションと連携し、道路混雑情報や大涌谷駐車場の満空情報などを観光ウェブサイトやデジタルサイネージ上で一元的に発信する取り組みを1月25日より開始した。

本事業は、神奈川県が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大をきっかけに、接触を避け、快適で満足度の高い観光を目指すために「混雑緩和に係る新たな観光モデル創出推進事業」として、箱根DMOが受託したもの。ジョルダンはその情報発信システムの一部をまちづくりクラウド「ジョルダンスタイル」を活用することで構築し、運用する。

ジョルダンスタイルは、公共交通機関を利用した目的地までのルート検索をはじめ、住民・国内外旅行者向け情報配信(多言語対応)、観光モデルルートおよび旅程作成機能、ロケーションサービス(位置情報・遅延予測等)など多彩な機能を備える。

今回の事業では、箱根エリアで特に渋滞が発生する国道1号線の渋滞情報や大涌谷駐車場の満空情報および待ち時間などの発信のほか、小田急箱根グループと伊豆箱根グループの運行情報の表示デザインを統一化し視認性を高めWEBやサイネージ上で情報を発信。来訪者の渋滞回避および密を回避し混雑の少ないルートへ回遊促進を図っていく。
大涌谷駐車場の満空情報と待ち時間の情報発信大涌谷駐車場の満空情報と待ち時間の情報発信

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集