市街地オンデマンドバス、新潟で実証実験へ 新潟交通×日本ユニシス

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新潟交通と日本ユニシスは、新潟市内でオンデマンドバスの実証実験を12月7日から実施。定時・定路線バスが運行する「しも町」エリアを対象にオンデマンドバスを試験的に運行し、住民向けに利便性の高い移動サービスを提供する。

実証実験では新潟交通が関係機関と調整してバスの運行と住民への周知・広報を担い、日本ユニシスがオンデマンドバスの運用支援を行う。今回は3月に行った実証実験の結果を踏まえ、利用者から要望があった生活により関連した施設が立地する地域(新潟市役所・新潟大学病院周辺)へ運行経路を拡大し、さらなる利便性の向上を目指す。また、デマンド(予約制)の仕組みを取り入れることで、地域住民に向けた柔軟で利便性の高いサービスの提供とバスの運行に関わる資源(車両、運転士)の有効活用も目的としている。

両社は、オンデマンドバスの導入により、運転士不足や車両の維持コスト増大などの課題に対応するとともに、輸送サービスの継続を図る一つの方策として、将来的には朝夕の通勤通学時間帯は定時・定路線での運用、日中時間帯はオンデマンドバスによる柔軟な運用を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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