京急も2021年春に終電繰上げへ…平日、大師線を除く全線で

京浜急行
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  • 品川駅では0時23分発金沢文庫行きが平日下りの終電となっているが、2021年春のダイヤ改正では約21分繰り上がり、0時2分発に。京急久里浜行きの終電は約30分繰り上がり、23時台の発車となる。
  • 京急の終電繰上げ計画。

京浜急行電鉄(京急)は11月27日、2021年春のダイヤ改正時に終電繰上げを実施すると発表した。

首都圏の大手私鉄ではすでに小田急電鉄(小田急)、西武鉄道(西武)、東急電鉄(東急)、京王電鉄(京王)、相模鉄道(相鉄)が同時期の終電繰上げを発表しており、これらに続くものとなるが、京急では平日のみとしており、大師線を除く全線で現行より約14~30分繰り上げる。詳細な時刻は2021年1月頃に発表される予定。

このうち下り品川発では、本線・久里浜線が京急蒲田と京急川崎まで約17分、横浜・上大岡・金沢文庫まで約21分、浦賀まで約14分、京急久里浜まで約30分、三浦海岸まで約18分それぞれ繰り上がる。

京急蒲田から分岐する空港線は羽田空港第1・第2ターミナルまでが約2分、金沢八景から分岐する逗子線は逗子・葉山までが約16分それぞれ繰り上がる。

これらの措置に伴ない、終電前に泉岳寺→神奈川新町間で特急が、京急蒲田→神奈川新町間でエアポート急行が増発され、混雑緩和が図られる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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