過疎地域で自動運転車を使った移動サービス 西伊豆で実証実験を予定

しずおか自動運転Show CASEプロジェクト(松崎町)
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  • 実証実験での各社の役割

アイサンテクノロジーは11月12日、 2020年度「しずおか自動運転Show CASEプロジェクト」で静岡県賀茂郡松崎町の自動運転実証実験に参加すると発表した。

過疎化が進む西伊豆沿岸地域は鉄道がなく、移動手段はバスと自家用車に依存している。現在、町自主運行バスが毎時1本程度の割合で運行しているが、 乗務員不足などの問題で継続運行が困難となっている。

実証実験を通じて、生活拠点と集落をつなぐ運行により過疎地域における生活環境の改善と、新たなライフスタイルを補完する自動運転走行による安全な移動サービスの実現の可能性を検証する。

実証実験は11月17~20日の4日間、テスト走行した後、11月24日~12月4日に自動走行を実施する。

レクサス『RX』ベースの自動運転車を使って自動運転レベル2で運行する。対向車の情報を車両に提供し、運行車両情報との連動を検証する。樹木、電柱、ガードレールなどの道路地物の情報を地図情報に搭載し、 車両の円滑な運行を検証する。車内にモニターを設置し、センサー情報や高精度3次元地図の状況を映し、自動運転の見える化を検証する。

《レスポンス編集部》

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