ロールスロイス世界販売、日本は2年ぶりに減少 2020年1-9月

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ロールスロイスモーターカーズ(Rolls-Royce Motor Cars)は10月7日、2020年1~9月の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は2651台。前年同期比は28.5%減とマイナスに転じている。

新車販売が減少したのは、今春の新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大の影響だ。しかし、世界的な需要はすべてのモデルで引き続き堅調で、2020年第3四半期(7~9月)の販売は、第2四半期(4~6月)と比較して、 54%増加しているという。

また、9月に発表した新型『ゴースト』は、2020年第4四半期(10~12月)後半に納車を開始する予定だ。今後の販売増が見込まれるという。

2020年1~9月の市場別の販売実績では、日本が148台を売り上げた。前年同期比は11.9%減と、2018年以来、2年ぶりに前年実績を下回った。

ロールスロイスの2019年の世界新車販売は、同社の116年の歴史で過去最高の5152台。前年比は25%増と、2年連続で前年実績を上回っている。

《森脇稔》

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