新車登録台数は15.6%減の29万3520台、4か月連続で改善 9月実績

トヨタ・ライズ
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日本自動車販売協会連合会は10月1日、2020年9月の新車販売台数(軽を除く)を発表。新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染拡大による需要低迷などで、前年同月比15.6%減の29万3520台となったが、前月より2.9ポイント改善した。

新車販売台数はこれで12か月連続のマイナス。3月は同10.2%減、4月は同25.5%減、5月は同40.2%減と、新型コロナウイルス感染拡大による影響は大きくなっていたが、6月は同26.0%減、7月は同20.4%減、8月は同18.5%減、9月は同15.6%減、4か月連続で改善している。

車種別では、乗用車が同16.0%減の25万2371台で12か月連続マイナス。このうち、普通乗用車が同18.6%減の14万4672台で12か月連続マイナス、小型乗用車は同12.1減の10万7699台で6か月連続のマイナスとなった。

貨物車は同12.3%減の4万0482台で12か月連続マイナス。このうち、普通貨物車が同6.0%減の1万7177台で13か月連続マイナス、小型貨物車が同16.5%減の2万3305台で12か月連続のマイナス。バスは同46.5%減の667台で7か月連続のマイナスとなった。

ブランド別では、トヨタが5.6%減(前月は9.8%減)の14万3038台、ホンダは24.6減(同28.4%減)の2万7090台と回復傾向にあるが、日産は33.6%減(同31.9%減)の2万6227台と悪化。そのほか、マツダ、スバル、レクサス、三菱自動車は未だ大きな減少幅となっている。

●新車登録台数ブランド別ランキング

1位:トヨタ 14万3038台(5.6%減・12か月連続減)
2位:ホンダ 2万7090台(24.6%減・12か月連続減)
3位:日産 2万6227台(33.6%減・22か月連続減)
4位:マツダ 1万6449台(30.7%減・7か月連続減)
5位:スズキ 1万1097台(4.4%減・3か月ぶり減)
6位:いすゞ 8148台(7.5%増・13か月ぶり増)
7位:スバル 6417台(43.9%減・8か月連続減)
8位:日野 6407台(11.6%減・13か月連続減)
9位:ダイハツ 6081台(64.8%増・11か月連続増)
10位:レクサス 3902台(49.5%減・10か月連続減)
11位:三菱ふそう 3512台(12.1%減・6か月連続減)
12位:三菱 2636台(57.7%減・12か月連続減)
13位:UDトラックス 961台(30.2%減・9か月連続減)

その他(輸入車など) 3万1555台(12.7%減・11か月連続減)

※()内は前年同月比

《纐纈敏也@DAYS》

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