メルセデスベンツは、パワートレイン部門を集約した新組織の「メルセデスベンツ・ドライブ・システムズ」を設立すると発表した。
今回の発表は、メルセデスベンツの電動化を加速させるものとなる。メルセデスベンツは、CO2フリーのモビリティ実現への過程において、48Vマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド車(PHV)、フルEVのラインナップを強化していく。
例えば、2020年内には、フルEVが全5車種、PHVが全20車種以上へと、ラインナップの拡大が図られる予定だ。PHVは、『Aクラス』から次期『Sクラス』まで、SUVでは『GLA』から『GLE』まで、幅広く用意する計画だ。
メルセデスベンツ・ドライブ・システムズは、開発、生産、品質管理、調達のすべてを1つの屋根の下に初めて集約する。エンジン、トランスミッション、バッテリー、電動パワートレイン、関連するハードウェアとソフトウェアを手がける。
メルセデスベンツは、メルセデスベンツ・ドライブ・システムズの設立により相乗効果を生み出し、CO2フリーモビリティへの道のりにおける最大の課題、ドライブシステムの変革をさらに迅速かつ効率的に推進していく、としている。