霧がかかっていたものの路面はほぼ乾いており、セッション開始直後からドライタイヤでの走行となった。GT500クラスにはニッサンGT-Rが4台、トヨタ・スープラが6台、ホンダNSXが5台の計15台が参戦。序盤は3陣営入り乱れてのトップタイム争いとなったが、セッションが進むに連れNSX勢が上位を占める展開となり、混走の70分が終了した時点では#8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺)が1分27秒596でトップに立っていた。以下#100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/牧野任祐)、#14 WAKO'S 4CR GR Supra(大嶋和也/坪井翔)、#17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)、#16 Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT(武藤英紀/笹原右京)が続き、混走セッションが終了した。
最後の10分のGT500クラス専有走行時には各車一気に自己ベストタイムを刻み、NSX勢とスープラ勢が入り乱れる展開に。#38 ZENT GR Supraの石浦宏明が2番手に浮上すると、#36 au TOM'S GR Supraのサッシャ・フェネストラズが逆転して2番手に。トップの#8 ARTA NSX-GT野尻智紀が1分27秒279とベストタイムを更新し、直後に#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra山下健太が2番手に浮上した。大混戦となった終了間際のタイムアタック合戦は、チェッカーフラッグが振られる最後のラップで大逆転。#100 RAYBRIG NSX-GTの牧野任祐が1分27秒248をマークしてトップ立ち、これでセッションは終了となった。