東急の観光列車、北海道内の運行は5回から3回に…初回は8月28日、体温37.5度以上は乗車不可

通常は伊豆エリアで運行されている『THE ROYAL EXPRESS』
  • 通常は伊豆エリアで運行されている『THE ROYAL EXPRESS』
  • 北海道で運行される『THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUSE TRAIN~』のイメージ。
  • 『THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUSE TRAIN~』の編成イメージ。本体の『THE ROYAL EXPRESS』は5両編成で、黄色い牽引機と白い電源車を前位に連結。牽引機は旭川運転所のDE15形ディーゼル機関車1542・1545機が充当される模様で、すでに黄色塗色で出場している。
  • 『THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUSE TRAIN~』の行程。各回3泊4日で、道東を中心としたエリアを周遊する。なお、バス移動の部分は、感染拡大予防策として、台数を1台増やした2台とする。

JR北海道と東急は6月30日、8・9月に北海道内で予定していた東急の観光列車による『THE ROYAL EXPRESS~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~』(THE ROYAL EXPRESS)の運行回数を、当初の5回から3回に変更すると発表した。

新型コロナウイルスの感染拡大防止への準備に時間を要するとして、8月14・21日出発分を運休とし、8月28日、9月4・15日出発分が運行される。

THE ROYAL EXPRESSは、当初の5回の応募枠(各回30人、合計150人)に対して、平均倍率8.2倍となる、合計1232人の応募があったことから、2021年夏の運行では、回数を予定の5回から2回増やした7回にするとしている。今回の2回分のキャンセルについては、2021年の運行に振り替える予定。

なお、運行時の感染拡大予防対策として、飲食時以外のマスク着用、換気の徹底、間隔拡大へ向けた座席配置の変更、1号車「ファミリーカー」のボールプール利用停止、検温などが行なわれ、原則、検温時の体温が37.5度以上になった場合は乗車できない。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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