スズキの直4エンジン搭載、ラディカルが最新モデル「SR3 XX」発表

ラディカル SR3 XX
  • ラディカル SR3 XX
  • ラディカル SR3 XX
  • ラディカル SR3 XX
  • ラディカル SR3 XX
  • ラディカル SR3 XX
  • ラディカル SR3 XX
  • ラディカル SR3 XX
  • ラディカル SR3 XX

英ラディカル社は、『SR3』に多くのアップデートと改良を施した最新バージョン、『SR3 XX』を初公開した。

ラディカルはフィル・アボット氏とミック・ハイド氏の2人により、1995年に設立した小さなスポーツカーメーカーだ。2009年には、『SR8LM』がニュルブルクリンクにて、6分48秒という当時の市販車最速記録を達成している。

最新モデルとなるSR3 XXは、パートナーである「AiM Technologies」と共同開発した全く新たしいEVアーキテクチャを採用。ソリッドステート電源管理、及びデータ収集システムが含まれるため、他のラジカルモデルに必要な配線の多くが不要となる。そのため、車重が軽量化されるだけでなく、電気データ、診断、テレメトリーをより迅速に処理すると言われている。

注目は、パワートレインにスズキ製1.3リットル、及び1.5リットルの直列4気筒エンジンを搭載していることだろう。どちらもパドルシフター付き6速シーケンシャルトランスミッションとQuaife製LSDと組み合わされるという。

1.3リットル直列4気筒モデルでは、0-100km/h加速3.3秒、最高速度227km/hという性能もち、1.5リットル直列4気筒モデルでは、0-100km/h加速3.1秒、最高速度236.5km/hというハイパフォーマンスを発揮する。

特にこのモデルが優れている点は、4輪すべてに調整可能な「Nik-Link」サスペンションシステムを採用、フロント&リアには調整可能なプッシュロッド、交換可能なロールバー、および「Intrax」の完全調整可能なダンパーがオプションで用意される。またブレーキは、フロントとリアに4ピストン・28mmディスクを装備する。

キャビン内では、デジタルディスプレイを備えたレーサー風ステアリングホイール、ECU、データ、及び照明用のボタンを備えるシンプルなセンタースタックで構成されている。またオプションでは、スピンセーフクラッチシステム、カーボンファイバーフロントダイブブレーン、エアジャックシステム、FIA認定燃料電池、圧力モニタリングシステム、タイヤ温度モニタリングシステム、ライドハイトセンサーなどが提供される。

《Spyder7 編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集