タイヤ特性が温度に応じて変化、運転条件に適合…ピレリ『CINTURATO P7』を改良、今夏欧州とアジアで発売

ピレリ CINTURATO P7 の改良モデル
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ピレリ(Pirelli)は今夏、『CINTURATO P7』タイヤの改良モデルを、欧州とアジアで発売すると発表した。

ピレリの最初の「グリーンパフォーマンス」タイヤが、CINTURATO P7だ。最新の素材、構造、トレッドパターンのデザインを最大限に活用することで、資源を節約しながら、あらゆる路面での快適さと安全性を追求している。

このCINTURATO P7の改良モデルでは、新開発のコンパウンドを採用し、タイヤ自体が温度や運転条件に適合できるようにしたのが特長だ。トレッドパターンを新設計し、シリコン樹脂で剛性を高めた。これにより、グリップを引き上げ、タイヤのポリマーを強化した。このポリマーには、タイヤの温度に応じて変化する特性を持たせた。その結果、タイヤ自体が温度や運転条件に適合できるという。

また、トレッドパターンは、最も効率的な方法で水を排出するように設計された。これにより、ウェットとドライの両方で、制動距離を短縮する。コンピューターで仮想化され、物理的にテストされた設計プロセスにより、乗り心地や静粛性、快適性を最適化しているという。

新しいCINTURATO P7用に開発された素材は、あらゆる運転状況において、優れたグリップを追求した。新コンパウンドは摩耗を抑えており、よりロングライフを可能にしている。これは、高分子量のコンパウンドにポリマーを使用したことによる効果という。

また、使用されているすべての素材を見直した結果、タイヤの総重量が減少した。使用素材が少ないと、重量が減り、転がり抵抗が減る。これらが燃料消費の削減につながり、すべてのドライバーのコストを節約し、環境への影響を減らすことにつながる。

新しいCINTURATO P7は、ウェットハンドリング、アクアプレーニング、ブレーキング性能を大幅に改善した。新技術がロードノイズを抑え、乗り心地を向上し、タイヤの寿命を約6%延ばす。転がり抵抗も約12%低下し、燃費が4%向上(WLTPサイクル)する、としている。

《森脇稔》

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