アウディ、税引き前利益は54.5%減 2020年第1四半期決算

アウディのドイツ本社
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  • アウディのドイツ・インゴルシュタット工場
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アウディ(Audi)は4月30日、2020年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。

同社の発表によると、ランボルギーニなどを含めたグループ全体の売上高は、124億5400万ユーロ(約1兆4820億円)。前年同期の138億1200万ユーロに対して、9.8%減となった。

また、第1四半期の税引き前利益は、5億4500万ユーロ(約649億円)。前年同期の11億9600万ユーロに対して、54.5%の減益となっている。

大幅な減益となったのは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大により、新車需要が落ち込んだのが大きい。為替レートの影響も、業績に逆風になったという。

アウディの財務担当、アルノ・アントリッツ取締役は、「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ドイツの工場を閉鎖したことにより、従業員を保護した。従業員とその家族の健康は、常に最優先事項であり続ける」と述べている。

《森脇稔》

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