欧州自動車生産が146万台の減産に、フェラーリは操業停止を延長…新型コロナウイルスの影響

減産台数はさらに増える可能性があると警告

欧州自動車工業会(ACEA)は4月9日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大による欧州の工場の稼働停止により、現在までに146万5415台の自動車が減産の影響を受けた、と発表した。

146万5415台には、乗用車、トラック、バン、バスなどが含まれている。ACEAは、操業停止が長引いたり、より多くの工場が閉鎖されたりすると、台数はさらに増える可能性があると警告する。 EU全体での平均の工場停止期間は18日だ。

雇用の面では、これまでのところ、EUの自動車メーカーで働く少なくとも113万8536人が、工場停止の影響を受けている。この人数は、自動車メーカーが直接雇用している従業員のみだ。自動車のサプライチェーン全体の影響は、はるかに広範囲という。

ACEAは、27のEU加盟国と英国をカバーするインタラクティブマップを毎週更新し、影響を受ける従業員の数や減産の視点から、EU自動車産業に対する新型コロナウイルスの影響を調査していく、としている。フェラーリF8トリブート(参考画像)フェラーリF8トリブート(参考画像)

フェラーリは5月3日まで工場の稼働を停止

フェラーリ(Ferrari)は4月10日、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大を防止するイタリア政府の発表に従って、5月3日まで生産活動の停止を延長すると発表した。

フェラーリは生産停止の中、テレワークで対応できるすべての業務を継続する。3月14日に工場を閉鎖して以来、テレワークを採用できないすべての従業員に対しては、引き続き給与補償を行う。

またフェラーリは、「バックオントラック」と題したプロジェクトを開始した。このプロジェクトは、イタリア・マラネロとモデナの両工場の生産再開時に、従業員の健康を保護するために最先端の手法を導入するプロジェクト、としている。

《森脇稔》

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