あいおいニッセイ同和損保、「安全で最適な走行ルート」の実現に向けた共創取組を開始

安全で最適な走行ルート(イメージ)
  • 安全で最適な走行ルート(イメージ)

あいおいニッセイ同和損保とオプティマインドは3月23日、自動運転社会を見据えた「安全で最適な走行ルート」の実現に向け、共創取組を開始すると発表した。

あいおいニッセイ同和損保は、2018年4月よりドライバーの運転データをもとに運転特性を保険料に反映した、日本初のテレマティクス自動車保険を発売。以降、ドライバーの安全運転を促進するための様々な商品・サービスを展開し、クルマから取得されるデータを活用した保険商品・サービスや安全運転促進に関する独自のノウハウを保有している。

オプティマインドは、ラストワンマイルのルート最適化クラウドサービス「Loogia」を提供し、配送業務の効率化へ貢献。ラストワンマイルならではの制約条件を加味したアルゴリズム、地図ネットワークの分析・加工やビックデータの学習モデル構築について独自のノウハウを保有している。

今回、両社は将来の自動運転社会を見据えて、それぞれの特長を活かした共創取組により自動車の走行環境に関する安全性や、安全性を踏まえた最適な走行ルートに関する新たなノウハウを構築することを目的に、業務提携契約を締結した。

共創取組では、あいおいニッセイ同和損保が保有するテレマティクス自動車保険のデータを活用し、Loogiaに危険挙動発生多発地点や事故発生多発地点の情報を組み込むことで、オプティマインドのルート最適化ノウハウに安全性の観点を強化する研究を進めていく。同研究により、あいおいニッセイ同和損保は自動運転社会を見据え、自動車の走行環境に関する安全性の評価や、安全性を踏まえたルート最適化技術を活かした保険商品・サービスに関する研究を実施。オプティマインドはLoogiaの精度向上に取り組み、サービス導入企業が安全に配送できる「安全で最適なラストワンマイル配送ルートの提案」をさらに強化する。また、両社のビジネス上の連携についても具体検討を行い、相乗効果の発揮を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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