ベントレーが黒字転換、日本での販売は20%増と好調 2019年通期決算

ベントレー・コンチネンタルGT コンバーチブル 新型
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ベントレー(Bentley)は3月17日、2019年通期(1~12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は20億9200万ユーロ(約2465億円)。前年の15億4800万ユーロに対して、35.1%増と2桁増を達成する。

また、2019年通期の営業利益は、6500万ユーロ(約77億円)。前年同期の1億5480万ユーロの赤字から、黒字転換を果たした。

黒字決算となった要因は、好調な新車販売にある。2019年の世界新車販売台数は、7年連続で1万台を超える1万1006台。前年比は4.9%増だった。

市場別実績では、引き続き最大市場の北米が、前年比30.3%増の2913台と好調。ベントレーの世界販売のうち、26%が北米市場で販売された計算だ。2位の欧州は、前年比5.3%増の2670台。地元の英国は、10%増の1492台だった。

中国は第3位で、1940台を販売。前年比は12.6%減と、前年実績を下回る。中東は、前年比12.5%減の852台と、マイナス。アジア太平洋地域も、前年比6.2%減の488台と減少した。

日本と韓国は、合計で651台。前年比は横ばいだった。このうち、日本では526台を販売した。前年比は20.4%増と伸びている。

車種別では、新型『コンチネンタルGTコンバーチブル』とSUVの『ベンテイガスピード』、『ベンテイガハイブリッド』が販売増に貢献している。
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《森脇稔》

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