イード、「オートエキスポ 2020」調査レポートを発表 インドの電動化や中国勢の攻勢など紹介

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イードは、2月7日から12日にインド・ニューデリー郊外で開催されたモーターショー「オートエキスポ 2020」(デリーモーターショー2020)の調査レポートを発表した(3月17日)。

イードでは、CESや各国モーターショーをはじめとする海外の自動車・IT系展示会に赴き、現地で取材、調査、傾向分析を実施。CASEやMaaS目線の調査レポートとして販売を行っている。

オートエキスポは、隔年で開催されるインド最大のモーターショー。主要自動車メーカーおよび商用車メーカーに加え、大手バイクメーカーも出展する。今回の展示会では、インド市場でのシェアはほとんどないが、中国最大の自動車メーカー上汽集団のブランド「MG」と、SUVが人気の民営系メーカー長城汽車のブランド「GWM」が巨大なブースを構え、インド市場への参入を強くアピールしていた。

上海汽車「MG」はコスパの良いSUVを発表して人気を集め、長城汽車はGMのインド工場の買収を発表し、現地生産に乗り出す見込みだ。その一方、中国に対するインド国民の感情は複雑なため、上海汽車は自社の名前は出さず「MG」のブランドで統一し、展示ブースは英国の雰囲気を再現していた。長城汽車もインドでは「Great Wall」という言葉を使わず、「GWM」または同社のSUVブランドである「ハーバル」で統一していた。

また、インドでは税制上の優遇措置により、全長4メートル以下のコンパクトカーに人気が集まっている。ただしハッチバックの人気は終焉しており、次のステップとしてセダンに人気が集中。ベストセラーのスズキ『ディザイア(DZIRE)」もコンパクトセダンタイプとなっている。そのほか、近年SUVの人気も高まっており、こちらも4メートル以下のコンパクトSUVが人気で一大カテゴリを形成している。

EVについては、新車販売に占める比率をインド政府は「2030年に30%」を目標として掲げている。ただし充電インフラはまだ未整備で、全国でも約3000か所にとどまる状況だ。政府は高速道路の充電ステーションネットワークの敷設や既存のガソリンスタンドへの設置を進めている。EVを発表しつつも、すでに発売しているところもあれば、今年後半や来年に発売するというメーカーもある。モディ首相の指導力によって強力にインフラ整備を進めるという話もあるが現状不透明な状況だ。

イードが販売する海外展示会レポートは、30~50ページの展示会調査レポートと15分~30分の動画レポート、さらに実際に現地を訪問したレポーターによるプライベートセミナーのセットで構成。料金プラン(税別)は50万円、10本パックが450万円。

《纐纈敏也@DAYS》

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