EVの充電セグメントに応じた時間帯別割引メニューは合法 経産省

ホンダe(参考画像)
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経済産業省は12月25日、グレーゾーン解消制度で事業者から問い合わせのあった、電気自動車(EV)の時間帯別割引メニューの創設について、回答したと発表した。事業者が検討中の割引メニューの設定は、条件が整えば可能だ。

事業者は今回、EVユーザー向けの新料金メニューとして、電気の調達単価が安い特定の時間帯のEV充電量について、ユーザーがその分の料金の割引を受けることができるサービスを検討している。このサービスは、EVの充電状態を表す指標である「充電セグメント」に応じて行うことを想定している。これらの事業活動が計量法の規定に抵触しないか確認を求めた。

グレーゾーン解消制度は、事業に対する規制適用の有無を、事業者が照会することができる制度。

経産省では、計量法が物象の状態の量の取引または証明についての規定であり、「充電セグメント」が、計量法で規定されている物象の状態の量またはその計量単位の両方に該当しない場合、計量法の規定に抵触しないと回答した。

《レスポンス編集部》

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