12月6日、第40回「日本カー・オブ・ザ・イヤー2019-2020」にて“今年の1台が発表された。60名の選考委員の投票によって決められた、今年の1台はトヨタ『RAV4』。モータージャーナリスト飯田裕子氏は、RAV4に満点の10点を投じた。 日本カー・オブ・ザ・イヤーHPに掲載された、飯田氏のコメントは以下の通り。 ☆☆☆ オンロード/オフロードの垣根を取り払ったSUVやクロスオーバーモデルは他にもある。RAV4で改めてトヨタのハイブリッドの成熟ぶりを実感。さらにFFでも良いけれど、今回は4WDを含めて高評価させていただいた。 RAV4の舗装路、雪、ラフロードの万能ぶりは万人に優しい。とりわけ4WDはそれぞれのパワートレーンに適した4WDを開発するほどこだわり、でも少しも泥臭くないし、泥を嫌ってもいない。そんなムードがデザインや走りからも感じられる使い勝手のいいSUV。日本の道路でも世界でも愛されそうな万能性を比較的手頃な価格で手に入れられるまさに日本車ならではの良さが詰まっていると思う。FFでも良いけれど……。 ☆☆☆ 飯田氏の全投票点数(掲載はノミネート番号順) トヨタ RAV4:10点 マツダ MAZDA3:5点 BMW 3シリーズ:4点 ジャガー I-PACE:3点 メルセデスベンツ Aクラス:3点